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脇見恐怖症

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今日は、最悪な日でした。



多分、大学生活が始まってから一番最悪な日。



朝、珍しく早く起きる。



そして勉強した(英語の予習)。


良かったのはそこまでだった。




学校へ行く。



よりによって、1時間目から症状が出る。



僕の隣の席の人が、ひたすら咳払いをしたり鼻をすすり続ける。



別に僕は悪いことなんて何もしていない。



その人をじっと見つめている訳でもない。


仮に何かしているとしても、僕は自分で意識してやっている訳ではない。



なのに、隣の人は騒がしい(私語をしてるとかじゃなくて、動作がうるさくて気になる)。


よく分からないのは、僕のすぐ隣の人は割と普通にしているっぽいのに、たいてい隣の隣ぐらいの人が、何やら騒がしくなるのだ。



この症状(?)は非常に曖昧というか、よく分かっていないことがまだ多い。



なおかつ、説明するのが非常に難しい。



しかし、僕の体験を交えて説明していきたいと思います。



超長文になるかもしれませんが、これが僕の「心の病」のすべてです。




一応、一般的には「視線恐怖症」の中の「脇見恐怖症」という定義づけをされる。



具体的な症状等はwikipediaでぜひ見ていただきたい。



wikipedia 脇見恐怖症



とりあえず、「目」が原因の症状らしいんです。



普通の人は全然気にならないことなんだけど、この症状を持ってる人は、毎日の生活を送るのが本当に辛いんです。


日々を楽しもうと思っても楽しめない。



しかも人に理解されにくい。



だから本当に辛い。僕がこの症状を発症したのは、去年の9月頃だろうか。



それ以前から、「なんとなく、視界に入ってくる人やモノが邪魔だなぁ」という感覚はあったんです(わき見恐怖の人は、たいていこういう体験をします)が、学校生活に支障を来すようになってきたのは、夏休みが終わってからでした。



席替えをする。



授業中、隣の子がなぜか気になってしまう。



すると、僕のその「気配」が彼に伝わったのだろうか、その隣の子は、例の咳払いや鼻すすりをし始めるようになった。



こちらとしては、なんとなく「罪悪感」を抱いてしまう。



こうした自分の症状が気になりだすにつれ、今度は街を歩いてもすれ違った人から咳払いをされたり、
電車で隣や前に座った人が咳払いをするようになる。



そのような経験を沢山することで、僕の神経はより一層過敏になってしまった。



学校に行ってもずっと寝たふり。あるいは両肘をついて、相手に自分の目が見えないようにしているだけ。


ペンを持つことさえできない。



勉強なんてとてもじゃないけどできなかった。



模試を受けたくても、受けられなかった。



弁当を食べようとしても、食べられないし、食べてもすぐトイレに行ってた。


休み時間に友達と話すのまで面倒くさくなった。



いつしか学校に行くのが怖くなり、電車に乗るのが憂鬱になった。



外に出ることさえ難しくなってしまった。



死にたいと思った。あるいは失明した方がマシなんじゃないかと真剣に考えもした。






みんなは大学受験の勉強を黙々とやっている。




なのに、自分は勉強もできずに、毎日ただブルーになってるだけ。



孤独だった。本当に悲しかった。



一人の時はずっと泣いていた。



両親の前でも思わず泣いてしまう。



人生を終わらせたかった。



(これを普通の人が理解しようと思っても、難しいと思いますが・・・)



それでも僕には親友がいた。



学校には友達がいた。



家には良き理解者である両親がいた。



先生も僕の症状を分かってくれた。



そんな素晴らしい人たちのおかげで、僕は少しずつ受験勉強を再開し、なんとか卒業できた。そして第一志望の大学に入れた。



今、僕は大学に通いながら、通信治療を受けて、この症状(「不安神経症」という扱いをされます)を治している最中です。


去年の一番ひどかった時と比べれば、症状はだいぶ良くなりました。


でも今日のように、症状がひどくなって悲しくなったり怒りっぽくなったりする。



つまり波があるんです。



調子が良い時というのは、(視界の点で)周りが全然気にならないし、そのせいか周りも騒がしくならない。



去年の秋〜冬にかけては、こういう「調子の良い時」というのが全然なくて、毎日鬱だったんですが、大学生活が始まって、人間というものへの信頼が少しずつ戻ってきたみたいで、「調子の良い時」というのが訪れるようになりました。



それから、日々の心がけとして、できるだけプラス思考をするようにしています。



この病気を抱えていると、ついつい落ち込んでしまいがちなのですが、やっぱり生きていくためには、明るい気持ちを持っていないとやっていけない。



あと、「何かに集中する」ことは大事だと思います。



1回集中してしまえば、嫌でも周りが気にならなくなるはずですから。




このブログの読者様には、僕がどういう人間で、どういう生活を送ってきたかということを知ってもらいたい。



なので、今日のような長文になってしまっても勘弁願います。




最後までお読み頂きありがとうございました。




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2件のコメント

[C110]

はじめまして。
彼氏が脇見恐怖になってしまって、それで検索して、ここに来ました。

読んでいたら涙が出ました。
どれほど辛いか私にはわかってあげられないかもしれないけど、少しでも支えていってあげようと思えました。

お話、聞かせてくれて本当にありがとうございました。
  • 2008-08-11
  • 投稿者 :
  • URL
  • 編集

[C111]

読んで下さりありがとうございました。
脇見恐怖に限りませんが、症状を軽くする一番の近道は、やはり人間を信頼できるようになることだと思います。
ぜひ彼氏さんの自分らしさを取り戻す手助けをしてあげて下さい。応援しています。

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